「備中松山城(岡山)」と「富士見台高原(岐阜・長野)」、眺めてみたいのはどっち?
結果は「備中松山城」が勝利!さっそく"城"派の皆さんのコメントからご覧ください。
- ◇『秋が深まって青々とした空、下界の雲海とのコントラスト!行ってみたいですね!』(てりんこ さん)
- ◇『雲海に浮かぶ秋の装いの山城、まさしく天空の光景と思います。行って目の当たりにしたいと思いました』(スイーツ さん)
- ◇『見渡す限りの紅葉も良いけれど、やっぱり雲海の中にぽっかりと浮かんだような天空の城は一度行ってみたい』(相模の彦十 さん)
- ◇『雲海の中に山城が浮かんでいるという幻想的な風景に感動!』(かなやマン さん)
"天空の山城"と名高い備中松山城。雲海が発生したら、まさに"天空"極まれり、といった風景になりそうですね。
- ◇『必ずしも見れる景色ではないので是非見てみたい』(ファルコン さん)
- ◇『行ったことがある場所であるが、この雲海を見てみたい』(ヒデ さん)
- ◇『雲海の中のお城は条件がそろわないと見ることが出来ないから』(仁美 さん)
- ◇『備中松山城には今年の春に足を運んだのですが、雲海は見ていないですし、白い雲海と紅葉とのコントラストを見てみたいです』(すけさん さん)
富士山頂のような高山でない限り、皆さんおっしゃる通り、雲海の発生は気象条件に左右されます。備中松山城が建っているのは、標高430mの山の上。ちなみに、岡山理科大学 では翌日の備中松山城の雲海出現確率を掲示するWebサイト「雲海AI予報」を公開していますので、もし行く予定がある方は参考にするとよいかもしれません。
- ◇『戦国時代に誘われる感じが良い』(多摩のハムちゃん さん)
- ◇『なんといっても現存12天守の一つであり、戦後に地元有志が手作業でここまで復活させたことが素晴らしい』(みつまめ さん)
- ◇『実は、雲海にはあまり興味がなく、やっぱり晴天で見晴らしが良い方が好き。でも十二天守に興味があるので行ってみたい』(願いは全県制覇 さん)
現存天守12城のひとつであり、山城としては唯一の備中松山城。歴史情緒が溢れる一方で、「猫城主 さんじゅーろー」がいる城としても注目を浴びていますよ。
- ◇『うねうねと続く中国地方の山地帯の秋は魅力的です』(足寄の熊 さん)
- ◇『備中松山城は、もう25年ほど前に城下まで行ったものの、山頂までは登らずに帰ったことがずっと心残りでした。ぜひ霧の時期に再訪したいです』(吉ちゃん さん)
- ◇『どちらも絶景ですが、いくつもの条件が重ならないと雲海に浮かぶ山城を見ることができないので備中松山城(天空の山城)に一票。全国様々な地域に赴いておりますが、やはり自分の足で山城に登って苦労した後に見る絶景は堪らないです』(hasi さん)
山城の魅力がギュッと詰まった備中松山城ですが、「時として雲海が発生する山城(城跡)」は他にもあります。かの有名な竹田城跡(兵庫県)もそのひとつ。9〜11月が発生シーズンです。
福井県大野市にある越前大野城は、標高249mの亀山にそびえる城。年に10日足らずですが、雲の上からぽっかりと顔を出す"天空の城"になるそうです。島根県の津和野城跡も同様に、秋から冬にかけての早朝、濃霧が発生し幻想的な風景が出現します。
続いては、「富士見台高原」に一票を投じた方からのコメントです。
- ◇『山岳部の紅葉は最高』(MM さん)
- ◇『秋は錦繍の景色も見られるので、こちらかな』(旅多 さん)
- ◇『紅葉を楽しむにはこちらと思いました。山頂でゆっくり景色を楽しみたいです』(そんしゃ さん)
- ◇『秋と言えば、紅葉!展望台からの紅葉!最高』(JJ3FCD さん)
"山紅葉"派ともいえる方々から多くのコメントが寄せられました。渓谷や寺社仏閣など紅葉が似合う風景はいくつもありますが、山頂から見渡す、燃えるような紅葉はダイナミックで惹かれますよね。
- ◇『ラクしたい』(みすどとえとな さん)
- ◇『ロープウェイも楽しみです』(K さん)
- ◇『紅葉と雲海の組み合わせはどちらも魅力的だが、ロープウェイで行けるのがさらに良い』(ひろひろ さん)
- ◇『日本のマチュピチュ的な存在もいいですが、秋といえば「紅葉」につきますね。ロープウェイから見る紅葉は、格別な感じ。赤や黄色の葉の色好きも気温で変化していく様を見るのも楽しみの一つとなると思います。と言うわけで、富士見台高原ロープウェイが一押しです』(てつぞう さん)
やはりロープウェイで展望台までひとっ飛びできるのが、富士見台高原の大きな魅力のひとつ。特に乗りもの好きな方には魅力的に映ることでしょう。なお、富士見台高原のロープウェイの秋営業期間は11月19日(日)まで。例年12月から、スキー場として冬営業期間がスタートしています。
- ◇『本当に富士山が見えるかどうか、確認してみたい』(好きな食べ物は? さん)
関東地方や中部地方に多い「富士見台」という地名。一般的に富士山が美しく見える丘や、富士山信仰の参拝所があった地域に命名されていますが、富士見台高原はちょっと異色。富士山は見えないため「富士山見たい」「富士見たい」「富士見台」になったとの言い伝えが残っています。なんとも面白いですね!
- ◇『近いので、見に行けそう』(くわちゃん21 さん)
- ◇『夏に訪れましたが秋は未体験。360度の視界で秋を感じたいです』(ミルキー さん)
- ◇『ロープウェイで徐々に変わる景色を楽しみながら、最後は頂上で絶景を見たい!』(カンタッチ さん)
富士見台高原ほど標高が高くなく、首都圏から近い地域でも「雲海×紅葉」が見られることがあります。たとえば埼玉県の秩父市と皆野町の境に位置する簑山(みのやま)。山頂は美の山公園として整備されており、10月から12月にかけての早朝。高い湿度、昼と夜の激しい寒暖差、無風といった条件が合えば雲海が発生します。紅葉が見頃を迎えるのは例年10〜11月にかけてです。
一度は眺めてみたい雲海と紅葉のコラボレーション。出逢うことができたら、まさに幸運といえますね!