JR東日本より、「オフピーク定期券」サービス開始のお知らせが発表されました。
- 「オフピーク定期券」発売およびサービス開始日:2023年3月18日(土)
(事前発売は実施しないとのこと) - 対象の駅は、「オフピーク定期券」案内ページ中ほどの「各駅のピーク時間帯を確認する」
にて確認いただけます。
◆対象製品
・駅すぱあと(Windows)
・駅すぱあと ライセンスパック
・駅すぱあと ネットワーク
・駅すぱあと SDK ※SDKコンポーネント利用時も含む
・駅すぱあと ネットワークSDK ※SDKコンポーネント利用時も含む
・駅すぱあと イントラネットVer.2 (Windows/Linux)※CGIインターフェース利用時も含む
◆「駅すぱあと」製品での対応時期
2023年3月第1版 ※2023年2月25日公開
◆変更内容概要
探索条件設定に、「オフピーク定期券で、計算する/計算しない」の項目を追加します。
「駅すぱあと(Windows)」の探索条件設定画面
オフピーク定期券の金額表示と払戻計算に対応します。
「駅すぱあと(Windows)」の探索結果画面 ※金額の前にアイコンが表示されます。
探索結果で表示している定期券の払戻計算を行います。
(上記探索結果例で定期券の払戻計算をした場合は、オフピーク定期券の金額で計算されます。)
「駅すぱあと(Windows)」の払戻計算画面 ※払戻画面上での操作は、これまでと変更はありません。
<駅すぱあと イントラネットVer.2でCGIインターフェイスをご利用の方>
経路探索インターフェースに、オフピーク定期券での出力を有効にする入力パラメータを追加します。
初期値は「計算しない」です。
「val_offpeak_teiki=1」の場合に、オフピーク定期券の合計金額と定期区間金額を出力します。
※本件は機能追加のため、使用しない場合は既存のお客様環境を変更する必要はございません。
入力パラメータ・その他の入力パラメータ
利用可能なインターフェイス | cgi_details2, jcgi_details2, cgi_diadetails2, jcgi_diadetails2, cgi_result2, cgi_result2_h, cgi_diaresult2, cgi_diaresult2_h, cgi_diaassign, cgi_diaassign_h |
出力パラメータ・定期券の出力パラメータ
名称 | 説明 |
val_offpeak_teiki | 1:オフピーク定期で計算する 省略時は0(計算しない) |
val_tassign_offpeak_teiki | 定期券利用時の運賃計算(詳細な計算結果)において 1:オフピーク定期で計算する 省略時は0(計算しない) |
<駅すぱあと SDK/ネットワークSDKをシステム連携でご利用の方>
既存オブジェクトに、オフピーク定期券での出力を有効にするプロパティを追加します。
※本件は機能追加のため、使用しない場合は既存のお客様環境を変更する必要はございません。
〇ナビゲーションオブジェクト(ExpDiaNavi6)
IExpDiaNavi_A8インターフェイスを新たに追加して、「OffpeakTeiki」プロパティを設定します。
名称 | 型 | 設定 取得 |
詳細 |
OffpeakTeiki | Integer short |
設定/取得 | オフピーク定期の設定/取得 0:計算しない 1:計算する 初期値:0(計算しない) |
〇定期区間情報オブジェクト(ExpDiaTeikiSection)
IExpDiaTeikiSection_A4インターフェイスを新たに追加して、「OffpeakTeiki」プロパティを設定します。
名称 | 型 | 設定 取得 |
詳細 |
IsCalcOffpeakTeiki | Boolean VARIANT_BOOL |
取得 | この区間の定期券運賃がオフピーク定期の金額かを判定します。 オフピーク定期金額:True :VARIANT_TRUE 通常の金額 :False :VARIANT_FALSE |
〇連続探索用オブジェクト(ExpDiaSearch10)
IExpDiaSearch_A7インターフェイスを新たに追加して、「OffpeakTeiki」プロパティを設定します。
名称 | 型 | 設定 取得 |
詳細 |
IsCalcOffpeakTeiki[n] | Boolean VARIANT_BOOL |
取得 | この区間の定期券運賃がオフピーク定期の金額かを判定します。 オフピーク定期金額:True :VARIANT_TRUE 通常の金額 :False :VARIANT_FALSE |
詳しい仕様につきましては、2023年3月第1版の各マニュアルをご確認ください。