2025年06月18日　複数の種類に対応している定期券の初期表示条件が変更となります

平素は「駅すぱあと」をご利用いただきありがとうございます。

複数の種類に対応している路線バスの定期券について、
初期表示する種類はこれまで「1ヶ月定期を比較して安価な方」としておりましたが、
この度「6ヶ月定期を比較して安価な方」に変更いたします。

◆対象製品
　・駅すぱあと (Windows)
　・駅すぱあと ライセンスパック
　・駅すぱあと ネットワーク
　・駅すぱあと SDK／ネットワークSDK　※SDKコンポーネント利用時も含む
　・駅すぱあと イントラネットVer.2 （Windows／Linux）※CGIインターフェース利用時も含む
　・駅すぱあとAPI　※別途ご案内をお送りします
　・駅すぱあと 旅費交通費精算Web　※定期券設定時

◆対応時期
　2025年8月第1版　※2025年7月下旬　公開

◆詳細内容
　一部の路線バス（主にIC金額定期を採用している事業者）では、「駅すぱあと」上で、複数の定期券種類に対応しており、
　操作により表示の切り替えが可能となっています。
　（例：京王バス、西武バス、東武バス、広島電鉄バス、広島バス、など）
　探索直後に初期表示される定期券の種類は、現状「1ヶ月定期を比較して安価な方」としております。
　下記例では「一般定期」の1ヶ月定期が9,000円、「IC金額定期」の1ヶ月定期は9,900円のため、
　「一般定期」が初期表示となっております。

　＜変更前の探索結果例＞
　・志木駅南口／東武バス → 新座団地／東武バス を探索した直後（初期表示）
　

　・操作によりIC金額定期に変更した場合
　

　仕様変更後は、「6ヶ月定期を比較して安価な方」を初期表示します。
　・6ヶ月定期が無い場合は、3ヶ月定期を2倍にした金額と比較します。
　・3ヶ月定期も無い場合は、1ヶ月定期を6倍にした金額と比較します。
　・いずれの場合も計算の結果同額になった場合は、基本的にIC金額定期を優先します。

　例1：1ヶ月定期は一般定期が安く、6ヶ月定期はIC金額定期が安い
　経路例1：紙屋町／広島電鉄バス〜八丁堀／広島電鉄バス

　　2025年7月最終版までの初期表示：一般定期（広島シティパス）
　　2025年8月1版以降の初期表示：IC金額定期

　例2：一般定期に6ヶ月定期がなく、1ヶ月と3ヶ月定期の金額が同じ
　経路例2：聖蹟桜ケ丘駅／京王バス〜京王多摩車庫前／京王バス

　　2025年7月最終版までの初期表示：モットクパス
　　2025年8月1版以降の初期表示：モットクパス

　例3：一般定期に6ヶ月定期がなく、3ヶ月定期の2倍の額がIC金額定期の6ヶ月定期より安い
　経路例3：志木駅南口／東武バス〜新座団地／東武バス

　　2025年7月最終版までの初期表示：一般定期
　　2025年8月1版以降の初期表示：一般定期

　例4：一般定期に6ヶ月定期がなく、3ヶ月定期の2倍の額がIC金額定期の6ヶ月定期より高い
　経路例4：高円寺駅南口／京王バス〜永福町／京王バス

　　2025年7月最終版までの初期表示：一般定期
　　2025年8月1版以降の初期表示：モットクパス

◆仙台市営地下鉄・バスの通学定期について
　「路線フリー定期」「全線定期」に対応する区間の通学定期が、下記の通り変更となります。
　（通勤定期は変更されません）

　例5：「一般定期」と「路線フリー定期」に対応する区間（地下鉄のみ）
　　2025年7月最終版までの初期表示：1区のみ一般定期、2区以上は「路線フリー定期」
　　2025年8月1版以降の初期表示：1区と2区が一般定期、3区以上は「路線フリー定期」

　例6：「一般定期」と「全線定期」に対応している区間（地下鉄のみ）
　　2025年7月最終版までの初期表示：2区まで一般定期、3区以上は「全線定期」
　　2025年8月1版以降の初期表示：3区まで一般定期、4区以上は「全線定期」

　例7：「一般定期」と「路線フリー定期」に対応している区間（地下鉄＋バス）
　経路例：旭ケ丘(宮城県)〜泉中央〜泉中央駅／仙台市営バス〜菅間／仙台市営バス

　　2025年7月最終版までの初期表示：路線フリー定期
　　2025年8月1版以降の初期表示：一般定期

　本変更は、2025年8月第1版をインストールした時点で反映されます。